働くことセミナーについて
このセミナーは、仕事が自己実現につながる生き方を手に入れるための1本です。
冒頭から木坂さんは「皆さん、本当に働いていますか?」と問いかけます。
「働くってなに?」と聞かれたら、ほとんどの人は「何か作業をして、代わりにお金をもらうこと」をイメージするはずです。
これが社会で生きてきた我々が共有している、ごく当たり前の定義です。
このセミナーは、その定義を一度ほどくところから始まります。
「働く」とは何なのか?
木坂さんは、人類の労働を「罰」「奴隷」「役割」「自己表現」「自己実現」の5段階に整理します。
多くの人がしている仕事は3番目の「役割」までで、その先にはまだ2つの段階があると。
本講義で語られる「働くこと」は、そこから先の2段階の話です。
その地点に立ったとき、同じ1日の業務が、まったく別の意味を持ち始めます。
では、先の2段階に立つためには何が必要なのか。
それが、このセミナーで解説される内容です。
本セミナーで語られる内容
- 今すぐ捨てるべき仕事に対するマインドセット ……「お金を稼ぐため」「家族を養うため」。理由として誰もが当然と感じるこの動機が、なぜ今日で捨て去るべきものとして扱われるのか。
- 今すぐ持つべき仕事に対するマインドセット ……職業名では指せない、人としてのあり方そのものに関わる労働観。芸術家でもサラリーマンでも、料理人でも研究者でも、同じ場所に立てる人と立てない人がいる、その分かれ目。
- 効率重視や逆算思考の生き方では幸せになれない理由 ……ライフハック、レバレッジ、目標から逆算してピースを揃えていく生き方。木坂さんがかつて自分でも語っていたこの方法を、今は「やめろ」とまで言い切る理由。
- 結果主義とプロセス主義の違いとそれぞれが向かう未来 ……パズルを早く埋めきろうとする発想と、作っていたいパズルを選ぶ発想。同じ作業をしているように見えて、向かう先がまったく違う2つの仕事観。
- 現代社会、現代教育によってもたらされる弊害について ……「いい子であれ」「いい生徒であれ」と求められて育つ我々が、知らないうちに3番目の段階に閉じ込められていく構造。
- 「自分らしく働く」とはどういう状態なのか ……自己表現や自己実現としての労働を語る上で、避けて通れないことを解説。
- 自己がない者には、自分らしさも自己表現もあり得ない ……「自己表現と称してただわがまま放題やっているだけのやつ」。それは自己実現ではありません。なぜそう言い切れるのかと、その見分け方。
- 「我汝(われなんじ)」の本当の意味と正しい理解 ……マルティン・ブーバーの「I and Thou」。誰と、何と、その関係を結ぶに至るのか。
- 「自分がある」か否かはどのように判断するか ……一番分かりやすい判断材料は「文句」。「私はこんなことするためにこの会社に入ったんじゃない」と口にした瞬間、その人について確定してしまうこと。
- 主体性と積極性の決定的な違い ……主体的=積極的、ではありません。主体性のある人は世界に対して何をしているのか。積極的な人とは別の動詞で説明される、その働きの正体。
- あなたは世界に意味を与えながら生きているか? ……お茶を淹れる、コピーを取る、雑用をこなす。同じ作業を、なぜある人は意味のあることとして引き受けられ、ある人は「私の仕事じゃない」と弾くのか。決定的に分かれるその一点。
- 「やりがい」とは、外から与えられるものではない ……「やりがいを得られる仕事がしたい」とサラッと口にしてしまう人へ。会社や上司がやりがいのある仕事を用意してくれるべき、という感覚がなぜ「幼卒」と切られるのか。
- 成長しない人ではなく、成長が止まらない人になるには ……木坂さんが中学生塾に入って2、3ヶ月で保護者会のプレゼンを言い渡された体験。「俺はこんなことするために来たんじゃない」と言わなかった代わりに、何をしたのか。
- 自分にとっての最適なやり方(働き方)への辿り着き方 ……一流ピッチャーほど動きのブレが大きく、凡百のピッチャーほど同じ軌道で投げ続ける。研究者すら当時は意外だったというこの発見が、料理にも、仕事にも、そのまま当てはまる理由。
- 仕事を通じて自己を育み、自己実現につなげるためには ……「能力を高めている」と「自分を育てている」は、同じ作業に見えて別物です。仕事を通じて何が積み上がっていくのか。スタンスひとつで、同じ1日が別の1日になる構造。
- 「鍛錬」することの意味と、「訓練」との明確な違い ……鍛錬は元々、日本刀を作る時の用語です。70時間、140時間と鋼を叩き続ける、あの作業。訓練が「外の何かを身につける」ことなら、鍛錬は何を行っていることなのか。
- 「鉄は熱いうちに打て」の本当の意味 ……「早くやれ」「思い立った時に動け」「若いうちに苦労しておけ」、すべて間違った解釈だと木坂さんは言います。日本刀の鍛錬の文脈で読み直したとき、この一語が指していた本来の意味。
- 毎日24時間、この世の全てから学びを得て成長する方法 ……1日5時間勉強している人と、年に3冊しか本を読まない人。後者のほうが異様な速度で自己が確立していくことがある理由。
補足ライブ
セミナー本編の後日に開催された、補足ライブ配信の録画が付随します。
寄せられた質問への回答と、本編をふまえた追加の解説が含まれています。
本編を一通り視聴したあとに、こちらもご視聴ください。
こういう方に向いています
- 「お金を稼ぐため」「家族を養うため」と自分に言い聞かせながら仕事をしてきたが、その動機だけではこの先も持たない予感がしている方
- 「やりがい」「自分らしさ」「自分軸」を散々学んできたが、自分の仕事の中でそれが何を指すのかしっくり来ていない方
- 上司や会社に対して「私はこんなことやるために入ったんじゃない」と心の中で何度もつぶやいてきた方
- 仕事を通じて、自分という人間そのものを育てていきたい、と思っている方
こういう方には向いていません
- 仕事は淡々と役割をこなしてお金をもらうもの、それ以上でも以下でもない、という考えを変える気がない方
ご視聴にあたっての注意
このセミナー(本編+補足ライブ)は、ダウンロードして視聴いただく形式です。
KISAKA HUB のマイライブラリには表示されませんので、ご注意ください。
お申し込み後、ダウンロード用のリンクをお送りします。
最後に
私たちは、起きている時間の半分以上を「仕事」と呼ばれる時間に使っています。
8時間×週5日×年220日×40年。
その途方もない時間が、多くの場合「お金をもらうための作業」として消費されていきます。
これが自分の人生のいちばん長い時間の使い道だと思うと、もったいないと思いませんか。
同じ24時間を使って、「お金のための労働」のままで終わるのか、「自分が幸福に向かっていくための活動」に置き換えるのか。
その違いひとつで、人生の景色はまったく別のものになります。
本セミナーで扱われているのは、その置き換えをどう起こしていくか、です。
仕事の時間を、自分の人生の中でいちばん意味のある時間に変えていきたい方は、ぜひ受講してください。